◆足裏のアーチが崩れることで起こるトラブルについて
◎浮き指
常に足指が浮いている状態のことです。不安定な立ち方になるため、身体のバランスを取ろうと重心が後ろに片寄り、あごを出し、背中を丸め、膝を曲げる姿勢になってしまいます。このような姿勢は肩こりや腰痛の原因となります。
◎開帳足
親指から小指までの横アーチがない状態のことです。足の人差し指の付け根の骨が蹴りだし時に地面に触れるため、痛みが出たり、疲労骨折を起こしやすくなります。また、タコや魚の目ができることもあります。
◎偏平足
土踏まずがつぶれてしまった状態のことです。両足または片足で立ったときにボールペン一本が土踏まずの部分に入らないときは偏平足の疑いがあります。長時間歩くと足裏がだるくなる症状の原因の一つです。
◎外反母趾
親指が変形して小指の方に曲がり、親指の付け根の関節が「く」の字のように内側に飛び出してくる状態のことです。ハイヒールなど靴の影響を受けるため、圧倒的に女性に多いのが特徴です。また、開帳足や偏平足から誘発されることもあります。痛みが出たり、赤く腫れることがあり、悪化すると激しい痛みで歩けなくなる場合もあります。
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