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    【10月号】

“呼吸法”実はこんな効果も!

「ダイエットに効果的!」など、一時期話題となった呼吸法。よく聞くけど、一体どんな効果があるの?と疑問を持たれる方もいるかと思います。呼吸一つで得られる効果にどんなものがあるのでしょうか?

そこで、今回は「呼吸」に関するお話です。

◆呼吸について

あなたは普段、呼吸を意識していますか?運動する時はもちろん、掃除をしている時や話をする時、じっと本を読んでいる時など、人は無意識に呼吸をしています。大きく分けると呼吸方法には腹式呼吸と胸式呼吸があります。ライフスタイルやライフイベント等でも、腹式呼吸が主になったり、胸式呼吸が主になったりと呼吸方法は変化します。呼吸は方法が違えば効果も異なりますので、目的に沿って呼吸方法をかえてみるのも良いですね。まずは、それぞれの違いを確認していきましょう!

   

◆腹式呼吸の手順と効果

腹式呼吸のイメージは、皆さんにあると思いますが、あらためて手順としてまとめると以下の通りになります。

    肩の力を抜いてリラックスする

    息を口から全部吐き出す(身体の中の空気をすべて外に出すつもりで)

    鼻から息を吸う(この時、風船を膨らませるようなイメージでお腹を膨らませる)

    今度は、膨らませたお腹をへこますように口からゆっくりと息を吐ききる

    ①~④を実施した後は、③と④を繰り返す

 ③・④のポイントとして次の意識で行うことが大切です。

○慣れるまでは、お腹に手を当て、お腹の膨らみやへこむ状態を確認しながら行う

○吐く時間が吸う時間の1.52倍くらいになるように、長くゆっくりと吐く(③と④を合わせて12秒以上になれば理想的)

次に、腹式呼吸の効果には、以下のような効果があります。

<効果>

血行促進/ストレス軽減/冷え症改善/ホルモン分泌調整/免疫力アップ/呼吸時に使う筋肉強化/

血圧低下/基礎代謝アップ    など 

 

◆胸式呼吸の手順と効果

 胸式呼吸の手順をまとめると以下の通りとなります。

  お腹をへこませながら、息を口から全部吐き出す

    お腹をへこませたまま、鼻から息を吸う(胸が大きく開き、肺に息が取り込まれていくのを意識する)

    お腹はへこませたまま、口から息を吐く

<ポイント>

○息を吸うと無意識にお腹も膨らむので、腹筋を意識し、引き締めた状態を維持する

<効果>

身体がすっきりと目覚める/姿勢改善/呼吸時に使う筋肉強化/基礎代謝アップ など

◆最後に

呼吸法を行う際は、吸う事よりも「吐く」ことを意識しましょう。しっかり息を吐ければ自然と深い呼吸になり、効果が得られやすくなります。また、すぐに効果を得られるものばかりではないので、生活の中に取り入れながら、健康増進やダイエット等に活かしていきましょう!

   
   
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