★水虫の症状とタイプ★
水虫は、症状と症状の現れる部位によって、四つのタイプに大別されます。
① 趾間型(しかんがた)
指の間にでき、ジクジクと皮膚がふやけたり、カサカサして皮がむけたりします。
② 小水疱型(しょうすいほうがた)
足の裏などにブツブツと小さな水ぶくれ(水泡)ができ、かゆみが強いのが特徴です。
③ 角質増殖型
足の裏全体が厚く硬くなり、粉を吹いたようになったり、ひび割れたりすることがあります。
④ 爪白癬(つめはくせん)
足の水虫を長年放置して、白癬菌が爪にまで感染すると起こります。爪全体が白っぽくなり、表面に縦ジワができることもあります。
① ② ⇒ 一般に夏に症状が現れ、多くがかゆみを伴います。
③ ④ ⇒ かゆみを伴うことはなく、季節による症状の変動もありません。
「水虫があると必ずかゆみが起こる」と思いがちですが、かゆみを伴う水虫は、患者さん全体の一割程度です。かゆみは、体が白癬菌を排除しようと抵抗するために起こります。
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